体験レッスンは 無料or有料?どっちが正解?

こんにちは、mico designです。


習い事教室を選ぶ際、入会前に ”体験レッスン”を受けることは
最近では常識のようになっていますね。

ご入会される前にお試しレッスンをすることは
生徒と先生、どちらにとっても必要な時間だと思います。

体験レッスンを”無料”にされる教室、”有料”にされる教室、
先生ごとにさまざまな理由があって定めていらっしゃるかと思います。

でも本当のところはどっちにするのがいいだろう・・・と、
お考えになったことはありませんか?

教室の先生方からのご依頼やご相談を通して 私なりの見解を綴らせていただきます。

今後の教室運営の参考になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

・体験レッスンを無料or有料どちらにするか、それぞれのメリットやデメリットがわかる
・先生の方針ごとに正解がわかる

体験レッスンを”無料”にするメリット

あなたが新たな場所でピアノ教室を開講されるとき、
近所のライバル教室が無料体験レッスンをされているなら、
ご自身の教室でも”無料”にした方が
参入障壁はぐっと下がって反応率は上がるでしょう。

目先の利益にとらわれず体験レッスンに参加していただく機会を増やして
入会のストック収益を取りに行く方が、
結果的に利益は最大化していきます。

毎回の体験レッスンで1000円~3000円程いただくより、
10名の方に無料体験レッスンを行い、そのうちのお1人でも入れば
数か月でそのコストはペイします。

マーケティングの知見から考えると
体験を無料にして間口を広げ、なるべくたくさんの人に
体験を受けてもらい教室の良さをわかってもらうべきです。

利益に視点をあてると、体験レッスンを有料にすることは
”本来無料体験レッスンであれば、体験レッスンに来てくれる人たち”
を逃している方が損失は大きくなるでしょう。

体験レッスンを”無料”にするメリット

・参入障壁を下げ、体験レッスンの申込率が上がる
・分母が増えることで、入会する人数も増える
・無料にした分でも入会者がいれば数か月で採算がとれる

体験レッスンを”無料”にするデメリット

かといって、体験レッスンを”無料”にはしたくない理由があるのもわかります。

体験レッスンを”無料”にするデメリット

・体験レッスンを無料にすると、体験後に連絡すらされないご家庭がいた
・無料体験レッスンに申し込まれたが、時間になっても来られなかった(ドタキャン)
・冷やかしのために体験レッスンに参加し、ネットに投稿される

無料にすることで体験レッスン申し込みの敷居がぐんと下がり、
中にはこのようなひどい扱いをしてこられる方もいます。

無料だからといって、その価値を軽く見てくる方がいるのも事実です。

そのような方は稀だと信じたいのですが。。。

体験レッスンを”有料”にするメリット

体験レッスンを”有料”にするメリット

・テイカーさん(ギブ&テイクの、テイクのみの思考の方ですね)や冷やかしを排除する
・真剣に検討する人だけを集めることができる

このようなお考えをお持ちの方の体験のお申し込みを避けるため、
体験レッスンを”有料”にすることは有効ではあります。

お忙しい生活の中で メールのやりとりを行い、
体験レッスンのスケジュールを一生懸命考え、
受け入れるための時間を作っているのに そのような行為を受けると
とても悲しくなります。

運悪くそのようなことが続くと、先生の心の負担も大きくなりますよね。

分母は減ったとしても、真剣に入会を検討してくださる人だけが集まってくれば
そのような心労を感じることは少なくなるでしょう。

その他に、体験レッスンを”有料”にすることで
このような見せ方もあります。


あえて有料の体験レッスンにすることで、教室の価値が高い状態で見せる

どういうことか、例を用いて解説させていただきますね。

例えば、

”コンクール受賞歴、音大合格率が地域で1番多い生徒数を誇るピアノ教室”
として、認知度が浸透している教室だったり、

”ラグジュアリーな空間で、自分だけのための趣味の時間を満喫する大人向けのピアノ教室”
としての認知が高く、”レッスン待ち”の方が絶えない教室だったらどうでしょうか?

あえて無料体験レッスンを行う必要性はないと感じないでしょうか?

教室のブランディングができており、その価値が十分に浸透している状態だと
”無料”にする必要はありません。

逆に”無料体験レッスン”にしてしまう方が、
ご自身の教室の価値を下げてしまう可能性すらあります。

このように、体験レッスンを”無料”にされるか”有料”にされるか
教室の見せ方や先生の想いによって、有料・無料どちらを選択したらよいのか
答えは変わってきます。

どんな見せ方であっても、辿り着くべきゴールは
”先生も生徒も楽しく幸せにレッスンを続けられること”
がベースにあると思います。

あなたの教室に合ったベストな方法で進めていきたいですね。

”ご自身ではどう見せていったらいいかわからない” という方はご相談にも乗らせていただきます。

どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

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この記事を書いた人

micoのアバター mico ピアノ・習い事教室専門WEBデザイナー

今までに50件以上の習い事教室のWebサイト・チラシ制作に携わる。
デザインとマーケティング知識を駆使して、生徒集客に強い成果物を提供し、評価を得ている。

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