憧れが、原動力になる−生徒の心を動かすWebサイト|内山ヴァイオリン教室様Webサイト制作実績

こんにちは。mico designです。

本日は、先日納品させていただいた
内山ヴァイオリン教室様のWebサイトを紹介させていただきます。

サイトはこちら → 茨城県つくば市 内山ヴァイオリン教室様Webサイト

まずはサイトをご覧ください。
サイトをご覧になり、制作過程が気になった方は
ぜひこの後の記事を読み進めてください。

このブログは次のような方に向けて書いています。

・長く教室運営を続けていくためにベースを整えておきたい方
・今までは口コミだけで十分な生徒集客ができていたが、今後を考えると不安を感じる方
・自分の教室の強みや魅力をもっとたくさんの生徒さんに届けたい方
・デジタル全般に苦手意識があるが、Webの力が気になっている方
・Webサイトを運用しているが、いまいち反応は薄く、改善点を見つけたい方

メインビジュアルを変更した理由

こちらの教室の先生は、とても穏やかで控えめな方。
情熱的な演奏スタイルとは対照的に、ヒアリングで感じた先生のイメージは、丁寧で落ち着いた雰囲気をまとっていらっしゃいます。

最初に伺ったご要望が、

「Webサイトを見て来た方が、実際に教室に来て“ギャップ”を感じることのないようにしたいんです。」

というお言葉でした。

ナチュラルに、すっきりと、上品に。

先生のご要望に合わせ、教室の雰囲気と先生ご自身の空気感が伝わるような
静かなトーンのサイトデザインを心がけ、
メインビジュアルも“先生をあえて前に出さない”形でご提案しました。

はじめにご提案させていただいたメインビジュアル案

ですが・・・

制作の過程で、生徒さんや保護者の方からの声を読ませていただくうちに、
当初とは異なる切り口でのご提案が必要かもしれないと感じました。

(↓生徒さん・保護者様の声を、一部抜粋したものを掲載させていただきました)

先生がひくコンサートに行くと、とてもうれしくほこらしい気持ちになってとてもかっこいいなと思います。

先生の演奏を外で聴く機会がたびたびあり、子供は毎回楽しみにしています。
先生は、尊敬する先生であると同時に、憧れの演奏家で、それがモチベーションに繋がっているようです。

先生の表情豊かで艷やかな音を隣で聴きながらのレッスンは、楽しく幸せな時間です。

これらの声を拝見し、強く感じたのは
「リアル」以上に生徒さんの心を動かしている“憧れ”の存在としての先生の姿でした。

「この先生に習いたい」
「私もこんなふうに弾けるようになりたい」

そんな“憧れ”を感じ、
ヴァイオリンでも、ダンスでも、習字でも、なにか習い事を始められる方は多いと思います。

そのような気持ちこそが、何かを始める大きな原動力になるのだと改めて気づかされました。

制作の意図を伝え、再度メインビジュアルのご提案をさせていただいたところ、
快く受け入れてくださいました。

メインビジュアルらしい、ぐっとインパクトが出ました。

先生に抵抗があることを、無理にご提案することはありません。

ですが、クライアントさまのお気持ちを大切にしながらも、
「この方がよりよい結果につながるのでは」と感じた時には、
理由をお伝えした上で、別のご提案をさせていただくことがあります。

なぜかというと、教室のよりよい未来に貢献できると信じているからです。

ご提案はあくまでも選択肢の一つです。

最終的には、ご自身の想いや目指す方向にあわせて、
いちばん納得のいく道を選んでいただければと思います。

体験レッスン申し込みまでの障壁を極力減らすポイント

ヴァイオリンという楽器は、ピアノに比べると身近に感じる方が少ないかもしれません。

「触ったこともない」
「弓の持ち方もわからない」

そんな不安を抱えたまま、体験レッスンに申し込んでいただくことは、なかなかハードルが高いと思います。

だからこそ今回のサイトでは、「体験レッスンでは何をするのか」をできる限り具体的に、丁寧にご紹介するようにしました。

・どんなことをするのか
・楽器は借りられるのか
・どんな先生なのか
・子どもが泣いたり、恥ずかしがっても大丈夫?
・初めてでも音は出せる?

─そんな「はじめてさん」の疑問や不安に、できる限り先回りして答えておく。
その情報があるだけで、「体験してみようかな」と一歩踏み出せる方が増えると感じたからです。

レッスンの様子を撮影し、動画を配置しておくこともアリですね!

とにかく、体験レッスンの“参加のハードル”を、できるだけ低くすることを意識して構築しました。

Webサイトは、単なる教室紹介ではなく「出会いのきっかけ」になる場所。
だからこそ、「体験レッスンページ」はとても重要なパーツのひとつだと考えています。

サイトに書かれていることが、未来の生徒さんにちゃんと届いているか
この機会に今一度、見直してみるだけでも新たな気づきがあるかもしれません。

「キレイなだけ」のサイトではなく、心を動かすビジュアルや導線作り

先日、体験レッスンのお申し込みがあったと先生からご連絡をいただきました。

「ここまで短期間で申し込みを頂けるとは、思っていませんでした。」
と驚かれながらも、喜んでくださったご様子に、私もすごく嬉しかったです。

生徒さんとの新しい出会いが、こうやって生まれたこと。
それは、先生の音楽に対する姿勢やあたたかな教室の雰囲気が、きちんと届いたからこそだと思います。

Webサイトは、ただの“情報の場所”ではなく、想いを届け、誰かの背中をそっと押すもの。

これからも、そんな“出会いのきっかけ”を作っていきたいと思います。

無料相談会実施しています

もし、今のサイトが「伝えたいこと」と「伝わっていること」にズレがあるかも…?
と感じていたら、見直しのタイミングかもしれません。

教室の魅力を、必要としている未来の生徒さん方にきちんと届けられるように。

ご自身で改善のポイントがなかなか見つけられない場合は、
ぜひ相談しにきてくださいね。

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この記事を書いた人

micoのアバター mico ピアノ・習い事教室専門WEBデザイナー

これまでに60件以上の教室のWebサイト・チラシを制作。
「教室の魅力や想いが、必要な人にしっかり届けられているかな?」
「このままの見せ方で大丈夫かな?」
そんな先生方と一緒に、”届けたい人に届ける”カタチをつくるお手伝いをします。

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