こんにちは、mico designです。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
北陸は今朝から湿度も上がってきている気がして
そろそろ梅雨に突入しそうです。
雨が多い季節であっても気分よく過ごしたいですね。
本日は、過去のチラシの実績紹介を
ブラッシュアップしてより詳しくお伝えしたいと思います。
このブログはこんな方に向けて書いています。
・どの内容がより訴求できるのか優先順位がわからない
・効果的に見せるチラシの作り方を知りたい
・訴求度を知るのに大切な、”必要性”と”許容性”の違い
まずはデザインをご覧ください。
去年の冬に制作させていただいた
北海道旭川市の”菊地絵奈ピアノ教室”様の生徒募集チラシです。
最初に先生からお話をお伺いしたとき、
こちらの教室ではベネフィットやメリットが多いと感じました。
①音楽教育でIQを10~20あげること
②1ヵ月レッスン無料キャンペーン
③無料体験レッスン
④コンクールの全国大会で生徒が”金賞”を受賞した実績
⑤自己肯定感が高まるレッスン
⑥市内で唯一の知育絶対音感認定講師
⑦ご自身のお子様を塾に通わず、市内トップの高校に合格
ご覧の通り、訴求できるポイントがたくさんあり、
チラシにどう打ち出していけばより効果的に見せられるか
まずは情報を整理することからはじめました。
許容性と必要性を整理することは大切
突然ですが、
許容性と必要性って知っていますか?
人が物を買うときも一緒の原理なのですが
習い事教室に申し込みをする際、
この2つが揃って初めて人は行動に進みます。
先ほどお見せした、ベネフィットとメリットをもう一度ご覧ください。
①音楽教育でIQを10~20あげること
②1ヵ月レッスン無料キャンペーン
③無料体験レッスン
④コンクールの全国大会で生徒が”金賞”を受賞した実績
⑤自己肯定感が高まるレッスン
⑥市内で唯一の知育絶対音感認定講師
⑦ご自身のお子様を塾に通わず、市内トップの高校に合格
上記の7つは
必要性に値するもの、許容性に値するものがありますが、
どれだと思いますか?
皆さんも一緒にお考えください♡
正解は・・・
①・④・⑤・⑦が、必要性で、
②・③・⑥が許容性になります。
必要性と許容性、どう訴求したらいい?
さて、訴求度を上げるためには
どちらにウェイトを置いたらいいでしょうか?
おわかりになった方もいらっしゃるかと思いますが、
①・④・⑤・⑦の必要性から見せていくといいでしょう。
まずは必要性を満たし、「うちの子もこの教室に通わせたい!!」と
思ってもらうことが大切です。
必要性とは、ベネフィット=この教室じゃなきゃ手に入らないこと・強み・特徴
ですね。
必要性を見せて、
「この教室がいい!」と思ってもらってから
許容性を見せていきます。
「なるほど。それなら通ってみてもいいかな?」
必要性をお伝えしてから
許容性を出したことで
「無料なら一度行ってみようか!」
となるわけです。
こちらのチラシは
①の必要性を見てから、②の許容性に視線が流れるように設計されています。
(厳密に言うと、チラシを見て1番最初に目が行くのは
左上に配置してあるメイン写真の女の子かと思います)
メインコピーの、
音楽を通じてIQも上がるピアノ教室
を見て、なになに?どう言うこと?となりますよね。
視線の流れる先に、エビデンスがあります。
・塾に通わず、市内トップ校に合格!
・コンクール全国大会金賞!
すごく興味が引かれる内容ではないでしょうか。
チラシをパッと見ただけだったのに、思わず意識を止められた
親御さんは多かったのではないかと思います。
チラシを配ることで、
具体的にどのくらいの生徒さんが入ってくださったかまでは
お伺いしていませんが、
デザインを大変気に入ってくださり、少しずつ手直しのご依頼をいただいて
何度もご活用してくださっています。
デザインだけではない、綿密な集客動線が組まれたチラシ
美しいデザインのチラシに目が行くのはごく自然なことだと思うんです。
その内容に、自分ごとと捉え、強く意識づけられるものがないと
人の意識からはすぐに忘れ去られてしまいます。
これだけ情報に溢れた世の中ですからね。
こんな社会でも、チラシ集客は侮ってはいけません。
読み手に沿った導線を考えた構成・デザインで訴求できれば
ネット広告やSNSより、チラシ集客は強力な武器になると思っています。
制作のご相談は、mico designまでご連絡ください。